すい臓がんで腰痛が起こる場合があります。筋肉の疲労による腰痛なのか、加齢による腰痛なのか、すい臓がんによる腰痛なのか心配ですよね。お医者さんで検査を受けるのが安心です。その前に、腰痛とすい臓がんの関係について、少し予備知識をご紹介しますね。すい臓がんが心配な方は是非ご覧ください。
すい臓がんは初期症状があまりないことが特徴です。進行するといろいろな症状が起こります。その中に腰痛があります。すい臓がんではなぜ腰痛が起こるのでしょうか。
左側の体の痛みガス
すい臓がんでは膵液(すいえき)という消化液の流れが悪くなり、炎症が部分的に起こります。その炎症が腰痛の原因です。腰痛だけではなく、みぞおちや背中もいたみます。腹痛も招きます。腰痛だけではないというのがすい臓がんの痛みの特徴です。
ただし、すい臓がんではない腰痛でも背中の痛みを感じることがあります。背中と腰はつながっているので、腰が痛むと必然的に背中も痛みます。姿勢が悪くて腰痛になる場合は、背中をまるめている方が多いですので、背中をまっすぐのばそうとすると肩から背中にかけてゴリゴリと痛むこともあります。
背面の右下側の痛み
また、ヘルニアや筋肉の疲労による腰痛とは痛みの感じも違うようです。くしゃみをして痛くなった、重いものを持って痛くなった、といった、腰が痛みだした原因が何かしらあきらかにわかっていたら、いわゆるギックリ腰でしょう。動くとズキッと痛い、ある姿勢を取ると声が出るくらいに痛いことが急性の腰痛の特徴です。重いものを持ったりした時に腰痛になるのは有名ですが、意外にも、落ちていた物をただ拾っただけだったり、お風呂場でシャンプーを使おうとして手をのばしただけでも急性の腰痛になることもあります。
すい臓がんの腰痛は圧迫されるような痛みとされています。骨の問題ではないのですから、特定のポーズや動きをとったときだけ痛むことはありません。
膣のバンプ/水疱の写真
そのほか、腰痛だけではなく、すい臓がんにはさまざまな兆候が現れます。疲れやすいこと、ストレスが溜まっていること、運動をほとんどしないことなどはすい臓がんの方の特徴です。これはそのまま慢性・急性的な腰痛にも当てはまります。ほかには、食欲がなかったり、体重が急激に落ちたり、黄たんが出たりすることがすい臓がんの特徴です。
整形外科や整体院に行き、治療を受け、適切な運動をしても腰痛がなくならない場合は、内科や消化器科にかかってください。すい臓がんであることが検査ではっきりしたら治療を始められます。治療をはやく始めることがとにかく大切です。疑いがある場合はいっこくも早くお医者さんにいって検査を受けて治療を始めてください。
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